まずはみなさんに質問です。
録音した声が別人の声のように聞こえる理由をしっていますか?
もしかしたら知っている人もいるかもしれませんが、このようないつかどこかで役に立つかもしれない雑学をいくつか紹介しようという記事です。
上記の質問の答えは最後にお答えします。
大人の面白い知的雑学
まず雑学とは、
多方面にわたるまとまりのない知識や学問。また学問とは関係のない雑多なちしきのこと。
上記のように、雑学とは簡単に言うと興味本位で面白さを重視した知識の集合です。
ですのでこの記事は興味本位、面白半分で読んでみて下さい!
あくびが伝染するわけ
結論から言うと、あくびは伝染しているわけではないんです。
あくびは血液中の酸素が欠乏した時に起こる呼吸運動で、眠いとき、退屈なとき、疲れたとき、などに起こります。
そしてあくびが伝染すると思われている本当の原因は、上記のような状況でみんなが同じようにあくびを必要とする状態にあるので、あくびが伝染するかのように思われるということです。
そして実はあくびは、眠気を一生懸命醒ますために出ているんです。酸素を肺にたくさん取り入れようと大きな口を開け口の筋肉が引き伸ばされます。その筋肉があまり引き伸ばされ過ぎないように脳から収縮しろと命令が出ます。その時脳はとても強く刺激されるため眠気を醒ますというわけです。
もしあなたが会議や授業なので、プレゼンや発表をしているときにあくびをしている人がいたら、退屈だけど頑張って起きようとしてくれているんだなと思ってあげて下さい。
考える人像は何も考えていない
考える人と聞き、あの像が思い浮かぶ人は多いと思います。
実はあの像、何も考えてないんです!
もともとは、「地獄の門」という作品の一部で、地獄の門(地獄の入口)へ落ちていく罪人たちを、上から見下ろしているところを表した像なのです。
では何故「考える人」という作品名なのか。
この作品は、オーギュスト・ロダンという方の作品なんですが、「考える人」と命名したのは本人ではなく、彼がとても信頼していた鋳造家アレクシス・リュディエという方なんです。
この「考える人」を単体で発表した際も、ロダンはリュディエに鋳造を頼んでいます。
ということで、みなさんがあの像を見て
「何をかんがえているんだろう?」
と考えても、彼は何も考えず、地獄に落ちていく罪人を見ているだけなのです。
録音した声が別人の声のように聞こえる理由
冒頭でみなさんに質問したことをお答えいたします。
答えは、気導音だけで声を聴くからです。
まず声を聴くには、気導音と骨導音の二つの作用により聞こえる声があります。この二つの作用が働き聞こえる声は自分自身から発せられた声です。
気導音とは、空気を伝って聞こえる音。
骨導音とは、頭蓋骨に響いて聞こえる音。
録音して再生した声を聴くときは、スピーカーから発せられ直接耳に届く。つまり気導音のみで自分の声を聴くことになるということです。
この、気導音と骨導音の聞こえる聞こえないという差によって別人の声のように聞こえているという事です。
いつかどこかで役に立つかも?
いかがでしたか?
いつかどこかで役に立ちそうですか?
雑学は知っていればどこかでぽろっと役立つときがあるかもしれません。
私も営業をしながら、お客様との世間話の中にたまに雑学を取り入れたりしています。
ただあまりいろいろ雑学を披露しすぎると変なあだ名がついたりするので気を付けて下さい!
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