【カチカチなど】フォークリフトのエンジンがかからない!症状別の原因と対処法

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さあ仕事を始めよう!としたときに、

フォークリフトのエンジンがかからず困ったことはありませんか?

とても便利なフォークリフトですが、エンジンがかからず動かなくなると最も邪魔な鉄の塊となります。

まずは、真っ先に修理業者さんに修理依頼をするのが一番ですが、修理に来るまでに時間が掛かるというのが現状です。

今回は、ガソリン・LPG燃料のエンジンがかからなくなる原因と症状

修理業者さんが来るまでに試してみること依頼する際に伝えた方が良いこと

エンジンをかけるために必要な工具などを踏まえて紹介していきます。

 

エンジンがかからなくなる原因と症状(ガソリン・LPG)
修理業者さんに依頼するときに伝えた方が良いこと
修理業者さん到着までにためすこと
エンジンをかけるために必要な工具(道具)

フォークリフトのエンジンがかからない

1,エンジンがかからなくなる原因

フォークリフトのエンジンがかからなくなる原因はいくつもあります。

代表的なものを紹介します。

  • バッテリー上がり
  • ガス欠(燃料過少、過多)
  • スターター不良
  • スパークプラグ不良  など

他にもたくさんありますが、大体多いのはこの辺りだと思います。

2,エンジンがかからない症状

バッテリー上がり

  1. キーを回しても無反応(無音、メーターも光らない)
  2. キーを回すとカチカチ音(断続的)
  3. キーを回すとメーターが暗くなる

ガス欠(燃料過少、過多)

  1. クランキングはするが始動しない
  2. 初爆(始動しようと)するがしない
  3. クランキング中に大きな破裂音がする(LPGに多い)

スターター不良

  1. クランキングしない
  2. キーを回すと一度だけカチと音がする
  3. 空回りのような音がする

スパークプラグ不良

→ガス欠時と似たような症状

修理業者さんへ修理の依頼(その時に伝えた方が良いこと)

 

フォークリフトのエンジンがかからないときまず一番に

フォークリフトの修理業者さんに修理の依頼をしてください。

というのも、

救急車を呼ぶのと同じで、人工呼吸や心臓マッサージをしても回復しないから救急車を呼ぶというような順番では手遅れになってしまうからです。

フォークリフトも同様でいろいろ試した結果エンジンがかからず、修理を依頼するとなると、さらに修理業者さんの到着が遅れ仕事に支障がでてしまいます。

一番に修理業者さんに依頼と言いましたがその際に修理業者さんにエンジンがかからなくなった状況や現状のフォークリフトの状態、緊急性の度合いなどわかることは伝えて下さい。

・エンジンがかからなくなった状態
例:朝来て一発目からかからなかった。  ・昼休み終わって戻ってきたらかからなくなっていたなど
・現状
例:クランキングはする。  ・かかろうとはするがすぐ止まる  ・エラーコード表示の有無。
・緊急性の度合い
例:フォークリフトが通路を塞いでどうしょうもない。 ・必要な荷物の前に停まっていて荷物が出せないなど

 

上記は一例ですが、伝えた内容によって早めに修理できたり、優先順位を先にしてくれたりしますので分かることはできるだけ伝えておくと良いと思います。

 

修理業者さん到着までに試すこと

 

修理業者さんに依頼したら、エンジンをかけるために今できることを試してみましょう。

ただ、一つだけ今新しいフォークリフトは電子制御(コンピュータ制御)されているのがほとんどです。

メーターに「エラーコード」が表示されていたらほぼ試すことはありません。修理業者さんの到着をタバコでも吸いながら待ちましょう。

その他の場合はいくつか試してみましょう。

バッテリーをブースターケーブルで繋いでみる。
燃料が本当に入っているか確認する。(燃料計が壊れている可能性があるため)
LPG残量が本当に残っているか。(角度によってメーター表示がずれるため)
LPGボンベのバルブをもう一度開閉してみる。(ボンベの安全弁が効いて遮断されている可能性があるため)
キーを回しながら木の棒でスターターを叩いてみる。(内部固着している可能性があるため)
前後進レバーがN(ニュートラル)位置になっているか。
燃料切り替えスイッチが切り替わっているか。(併用タイプの場合)

など。上記は修理業者さんを待っている間に試すことができる内容だと思います。

これでもダメならやっぱり修理業者さんを待ちましょう。

必要な工具

 

修理業者さんを待てない!

お金が掛かるからできるだけ自分で修理をしたいという方が最低限持っておくと良い工具を紹介します。(部品は別途必要です)

  1. ブースターケーブル→バッテリー接続用
  2. 10mmスパナ→バッテリー交換用
  3. プラグレンチ→スパークプラグ交換用
  4. デジタルテスター→バッテリー電圧測定用

全てを自分でやるとなったらまだまだたくさんの工具などが必要ですが、最低限自分でも比較的簡単にできる作業に必要な工具を上げました。

 

エンジンがかからない!と慌てないために

 

冒頭でも言いましたが、フォークリフトはとても便利ですが動かなくなると本当に邪魔な鉄の塊です。

急な故障を防ぐためにも、予防整備、法定点検をしっかり実施しましょう。

理想は予備車を持つことですが、高価でなかなかそうもいかないと思うので、修理業者さんに相談して、推奨予備部品などを常備しておくと良いでしょう。

また、良く起きる故障などで応急的な対策を教えてもらっておくのも、いざというときに慌てず解決するために良い方法だと思います。

それでは、安全作業でよろしくお願いします。

 

 

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